真夏の日差しは強く、不意に通り抜ける風に
度々助けられながらひたすら足を前に出す。
あぢ~。
被写体を探しながら進む。
涼しげなブルーに目を奪われて思わずファインダーを覗く。
すっと横から伸ばした手にからっぽのビン。
綺麗だなって思いながら早々に4、5回シャッターを切った。
カメラ散歩は一人の方が集中できて好きだけど
一人じゃ撮れないモノもある。
そうかそんな写真撮りたいんだよな自分、
とかなんとか考えながら構図を変える。
一通り撮り終え役目を終えるとそっと元の位置に戻されたビン。
「買いませんけどね...」
「ごめんなさい~。」
そんな呟きと共にそそくさと退散。
冷やかしすみません。
撮った写真、
露出が強すぎてぶっ飛んだモノが出来上がった。
どこ見ていたんだろう私。