手紙を書こうとペンを手に取る。
何時間もかけてつらつらと綴った手紙は届けられることのないまま。

結局、沢山の想いをただ一言に込め電子の海に流した。

便りを出せば、幾時間も経たぬ間に返事がやってくる。
そんな時代に生まれたということに少しだけ思うことがあった。